小菊立毛品評会 11圃場で審査

JA上伊那
小菊の出来を確認する審査員
小菊の出来を確認する審査員

JA上伊那は7月18日、小菊立毛品評会を開いた。栽培技術の平準化や品質向上などを目的に毎年行っている。同JAの担当職員や、上伊那農業農村支援センター、出荷先である市場の担当者合わせて16人が出席し、管内の11圃場を審査した。
今年は降雨が多かったことで病気の発生が見られたものの、予防防除を徹底したことで拡大はせず、品質・収穫量ともに影響は少ない見込み。小菊はお盆に向けた需要が高く、最盛期は7月下旬から8月上旬。管内では8月中旬までに約20万本の出荷を予定している。
当日は審査員が各圃場を巡回し、現地で栽培管理や立ち姿、病害虫の有無など生育状況を確認。100点満点で採点した。
JAの担当職員は「審査圃場の一部でも病害虫が心配されたが、早めの防除で発生が抑えられている。品評会を行うことでより品質の良い小菊の出荷につなげてもらいたい」と話した。
表彰式は来年3月に開かれるJA上伊那花卉部会定期総会で行う予定。

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