直売所で桃フェアが盛況 直売所で30日まで

JAみなみ信州
およりてふぁ~むで桃の贈答箱を買い求める来店客
およりてふぁ~むで桃の贈答箱を買い求める来店客

JAみなみ信州農産物直売所りんごの里、およりてふぁ~む、もなりんは同JA桃の主力品種「あかつき」「日川白鳳」の出荷が最盛期を迎えるなか、30日まで“桃フェア”を行っている。フェア初日の22日、もなりんでは開店前から100人以上が並び開店直後から我先にと桃を買い求める姿があった。
もなりんで販売する直売所ならではのお得な完熟桃を目当てに訪れる来店客も多く、この日のもなりんの売り上げも前年比150%となった。県外ナンバーの車も多く見られ、3店舗合計で2,400人以上が来店した。およりてふぁ~むに訪れた平澤文子さん(62)は「毎年県外の親戚へ桃を贈っておりおいしいと喜ばれる。お土産にも、季節の贈り物にも直売所を利用している。今年も喜んでもらえたらうれしい」と笑顔で話した。
店内には選果場で光センサーによって糖度13度以上と選別された贈答箱のほか、生産者が持ち込んだ新鮮な桃が多数並び、南信州の桃を待ち望んだ県内外の来店客でにぎわいを見せた。南信州の桃は昼夜の寒暖差で甘味が増し、他産地と比べて降雨量が多いことからみずみずしくジューシー。今年は天候にも恵まれ大きくて甘い桃に仕上がっている。
もなりんの松澤健史所長は「初日から多くのお客様にご来店いただき常に商品の追加をしている状態。ぜひ午前中の早いうちにお買い求めいただき南信州のおいしい桃を多くの方に食べてもらいたい。これからの果実シーズンの良いスタートがきれた。この勢いを梨・りんごへとつないでいきたい」と意気込んだ。

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