上田市立長小学校は7月11日、地元長地域の長寿会とJA信州うえだ女性部真田支会員を講師に第29回ふれあい伝承広場を開催しました。
この広場は、児童たちに地域の伝統的な遊びや食を伝承させ、郷土愛や学年を超えた仲間づくりを通し楽しく活動する経験を積む目的で開催されている。水鉄砲やけん玉、お手玉など12の講座が開講し、1年生から6年生まで年齢の異なったグループに分かれそれ体験した。
同女性部は、初めて長寿会からの依頼を受け、4年生から6年生までの24人におやき作りを教えた。児童らは、6つの班に分かれそれぞれ女性部員一人・くらしの活動専門員が講師に付く中、ズッキーニとカボチャの餡の入ったおやき作りを学んだ。
児童らは、地粉に重曹と砂糖を混ぜ調味料を入れた水を入れかき混ぜ生地を作り20分寝かせた。ズッキーニを1センチメートルの厚さになるよう一人2枚ずつ切り、合わせ味噌を塗り生地で包んだ。カボチャの餡も用意されていたものを包み蒸して完成。
地域の講師ら26名分のおやきも児童らが作り、ふるまわれた。
児童からは「おやきを初めて作った。皮で包むのがちょっと難しかった」「ズッキーニのおやき、初めて食べたけど美味しい!」と話した。
参加した女性部員は「貴重な体験をさせてもらった。子どもたちの目がキラキラしていた!」「伝承広場が29年も続いているのはすごいこと。今後も協力していきたい」と話した。