JA信州諏訪と女性部は地域に出向いての花育活動に積極的に取組んでいる。7月は地元女性部と協力し、富士見町中央支所と下諏訪支所が実施。地域住民、子どもたちへ「花で心を癒してほしい」という思いのもと、花壇や花苗プランターづくりに汗を流した。
7月1日、女性部富士見町ブロックとJA富士見町中央支所・同支所境営業所は、部員と同支所役職員計16人が参加し、JA長野厚生連富士見高原医療福祉センター「特別養護老人ホーム恋月荘」で行った。あいにくの雨の中、参加者は同施設内にある花壇で雨合羽を着て作業。草取りをして環境を整えた後、JAファーム茅野店から手配したマリーゴールドやラベンダー、ニチニチソウの花苗を植えた。
同支所の林公昭統括所長は「今年も花壇を花苗でいっぱいにできた。施設の皆さんの日々の癒しとなれば嬉しい」と話している。
7月12日、下諏訪支所と女性部湖北ブロック下諏訪支部は、同支所関係者と部員計11人が参加し、花苗のプランターをつくって町内のみずべ保育園、さくら保育園、とがわ保育園に贈呈した。プランター1個につき同ブロック部員が提供したアフリカンマリーゴールドまたはジニアの苗計3本ずつ植え、同日中に各園に届けた。
同支所の浜純二支所長は「子どもたちが花を見て、喜んでくれてよかった。栽培することで優しく豊かな心を育んでほしい」と話している。