ピーマン出荷始まる 400トンの出荷見込む

JAながの
ピーマンを選別機にかける
ピーマンを選別機にかける

JAながのではピーマンの出荷が始まっている。長野市豊野のJAながの総合集出荷所では1日に約300から600ケース(1ケース4kg)のピーマンが生産者によって持ち込まれている。ピーク時を迎える8月上旬頃には、1000から2000ケースの持ち込みを見込んでいて、23年度は400トンの出荷を計画している。
22年より本格稼働したピーマンの包装機による、出荷調整作業の負担軽減の効果もあり、昨年度は過去最高の出荷量367トンとなるなど好調。また、今年は新たに重量選別機1台を導入し、最盛期に備えた稼働確認をしている。
7月5日、出荷に訪れた長野市赤沼の60代女性は、今年からピーマンの出荷を始めた。バラ出荷をする事で1番大変な包装作業を軽減できるため、他の生産者からの評判も良く自身の出荷の後押しとなったと話した。また「作業が省力化される事で、ピーマンの面積を増やし、その分他の肥培管理、他品目栽培に挑戦できるので嬉しい。今後も農家の所得に繋がるような機械の導入やアイデアをJAに期待している」と話した。

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