ユニークなかかしずらり 第49回かかし祭り

JAあづみ
名物のかかしを眺める来場者
名物のかかしを眺める来場者

JAあづみは9日までの2日間、組合員や地域住民への事業利用の感謝として、安曇野市堀金烏川のJA総合事業基地構内などで「第49回かかし祭り」を開いた。
かかし祭りは、毎年恒例となっている夏のイベント。農業機械や園芸用品、家電製品、食料品などを販売。射的やくじ引きといった子供向けの屋台も人気を集めていた。
同祭は、3年後の創立60周年に向け記念企画の一つで、コンセプトは“国消国産”。今回は、農業者の労力を抑えるスマート農機や省力化資材などの販売を強化した。
両日ともにあいにくの雨模様だったが来場者の目安となる粗品引換数は2日間で2,702人(前年対比4%増)と増加、売上高は7,248万円と例年並みだった。
大リーグで活躍する大谷翔平選手や妖怪、テレビのアニメキャラクターなどを模したかかしが35体並んだ。かかしは各事業部や支所、JAあづみ女性部、などが制作。人気投票も行われ、来場者は流行や世相を反映したユニークな作品を眺めながら、好きなかかしに投票していた。
同市から訪れた家族連れは「ユニークなかかしに目移りした。射的や虹ますのつかみ取りなど夏祭り気分が味わえた」と嬉しそうに話した。
宮澤清専務理事は「組合員や利用者との絆を深めるために対話活動に励んで欲しい」と呼び掛けた。

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