低温被害の圃場視察

JA佐久浅間
視察する神農会長ら
視察する神農会長ら

4月の低温で被害に遭った果樹の状況を確認しようと7月4日、JA長野中央会の神農佳人会長らが立科町の圃場を視察した。
4月4、9、10、18、25日にJA管内で氷点下を記録する低温に見舞われた。10日は特に低温遭遇時間が長く、25日はリンゴの満開期で低温に一番弱い時期であったことから、生産に大きな影響が出ている。JA管内の佐久市や小諸市、佐久穂町、立科町でリンゴやもも、プルーンで花の渇変、着果量の不足や品質面での影響が懸念されている。現時点で被害額は約3億8000万円を見込んでいる。
神農会長は「大きな被害を受けていることを自分の目で確認した。今後、しっかりと支援できるように検討していきたい」と話した。
視察に同行したJA佐久浅間の浅沼博組合長は「これからという時に農家のショックは大きい。生産意欲が低下しないよう、JAがしっかりと支援し、対策に全力で取り組みたい」と話している。

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