JA信州諏訪は7月4日、サッカーJ3松本山雅FCへの地元農産物の贈呈式を諏訪市の本所で開いた。7月から11月まで毎月1回、農産物9品目、「JA信州諏訪のりんごジュース」、「信州諏訪産つきあかり」を贈る企画。食の面から選手の活躍を応援し、同チームの更なる飛躍を願う。
この取組みは、JA管理部協同活動推進課の職員が、幅広い世代の人への管内産農産物のPR、同チームの日ごろのJA事業への参加・協力のお礼を目的に企画し、今年で3年目となる。
贈呈式には同チームの神田文之代表取締役社長、小澤修一取締役事業推進部長、上條功輝営業部リーダーの3人とJA役職員計20人が出席した。職員制作のスライドショーを上映し、JAと同チームの関わりを説明。同チーム関係者が、JA職員とともに諏訪地域の小学5年生の稲作体験に熱心に携わっているようすを写真やナレーションで紹介した。
この日は、JA役員からセルリー、ブロッコリー、キャベツ、きゅうりなど農産物7品目とりんごジュース120本、“山雅カラー”の緑色のカーネーション100本を手渡した。今後は職員が同チームに持ち込む計画だ。
小平淳組合長は「このようなイベントを通じて、山雅の食を応援していきたい。選手の皆さんにはもりもり野菜を食べて後半戦も頑張ってほしい」と目録を手渡した。
神田社長は「長い間、支援をいただきありがたい。いただいた支援の気持ちをエネルギーにピッチで恩返ししたい」と話した。
贈呈品は選手へのケータリングや若手プロ選手やユース選手が生活する寮の食事に使われる。