JA共済連長野は7月6日、JAグリーン長野管内、長野県更級農業高校で「自転車交通安全教室」を開いた。交通事故未然防止活動の一環で、長野県警察本部と連携し、県下4会場で行うもの。自転車の利用頻度が高い高校生への注意喚起として、スケアード・ストレイト教育技法(生徒が事故の危険性を疑似体験する方法)で、交通事故を再現し、自転車交通事故の危険性と正しいルールの再確認を啓発した。
校庭で生徒が注目するなか、スタントマンが、「自転車の悪い乗り方」「見通しの悪い交差点での事故」など、日常生活で起こりやすい事故を再現。自転車と車が勢いよくぶつかる再現では、生徒から悲鳴も聞こえた。
男子高生は「通学で自転車を使っているが、正しい交通ルールを学ぶことができた」と今後に生かしていくことを誓った。長野南警察署掛川修司署長は、生徒に対し、(1)今日の体験を自分に置き換え、気を付けなければならないことを思い返すこと (2)被害者にも加害者にもなり得るリスクを再確認すること (3)ルールを守り安全を心掛けること の3点を守るように要請した。
JAグリーン長野でも引き続き、JA共済を通じ、組合員・地域の安全で安心を支援していく考え。