JA信州うえだ丸子地区事業部は6月1日から3回に分けて、田んぼのあぜ草刈り・代かき・田植えの体験を通し食と農を通じた組合員とのコミュニケーション能力の向上を目的とした研修会を行った。
同地区事業部は、農業後継者のいなくなった上田市の約20アールの水田を借り受け、米づくりを行っている。今回で6回目の取組み。
職員は、若手職員にひとり一人にベテラン職員が指導しトラクターによる代かきや乗用田植え機による田植えを行った。体験した職員は、「トラクターや田植え機など初めて操作したが楽しかった。田植え機は真っ直ぐに植えるのが難しかった」と話した。
同地区事業部は、農地の荒廃防止策の一環としても継続している。収穫した『風さやか』は、地元酒造会社に依頼し、今年度も酒に加工する予定。