葉洋菜が出荷本格化

JA佐久浅間
出荷規格を確認する生産者
出荷規格を確認する生産者

JA佐久浅間みなみ野菜部会は6月23日、葉洋菜の本格的な出荷シーズンに合わせ、佐久穂町のJA松井予冷庫で目揃会を開いた。同部会は2023年度、主要品目のハクサイやレタス、ブロッコリーなど合わせて販売目標7億円達成を目指す。
生産地域は佐久市臼田から佐久穂町一帯の標高700メートルから1100メートルに位置する。標高差を生かし4月下旬から11月下旬まで長期の出荷が特徴。
主力品目のハクサイは約22万ケース(1ケース13キロ)の出荷を見込む。5月25日から出荷が始まり10月にピークを迎え、11月下旬まで出荷が続く予定だ。
目揃会には、生産者、取引市場、JA関係者ら約43人が参加。JA担当者は出荷上の基本事項や量目、選別基準などを説明。予冷庫への持ち込みや翌日の予定については早めの申告を心掛けるよう呼びかけた。
取引市場の担当者は「八千穂の野菜は評判がいいと耳に入ってくる。品質に自身をもって出荷してほしい」と激励した。
須田章部会長は「資材高騰で農家は厳しい。この目揃会で目を揃えて一円でも高く買ってもらえるよう出荷していこう」と呼びかけた。

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