プラム出荷開始 初夏の味を楽しんで

JAながの
プラムの目揃会
プラムの目揃会

JAながのではプラムの出荷が始まっている。管内では6月22日に須高ブロックの初出荷を皮切りに昨年より4日早い6月25日にみゆきブロック、また昨年より5日早く6月28日には志賀高原ブロックで出荷開始となった。
早生種の「大石早生」や中生種の「ソルダム」、晩生種の「太陽」を中心に十数種類の品種の出荷を見込んでいる。今年は千曲川河川敷の遊水地事業による栽培面積の減少や、霜の影響により昨年に比べて総出荷量は減少の見込み。
出荷開始前の6月27日、志賀高原ブロックでは志賀高原プルーンプラム共選所(山ノ内町夜間瀬)でプラムの目揃会を開催した。志賀高原プラム部会員を中心とした生産者が参加し、出荷規格についての説明や荷造り作業についてJA職員が説明した。また、食味良好なプラムを「基本」とするために、必ず食べてから出荷をするよう呼びかけた。
プラムの栽培が盛んな志賀高原ブロック(山ノ内町)では、昼夜の気温差が大きく降雨が少ない事から高品質なプラムが生産され、令和4年度の販売額は過去最高の2億円超となるなど栽培に力を入れている。生産者は「品質チェックをしっかり行い、消費者においしいプラムで初夏の味を楽しんでいただきたい」と話した。

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