まごころ宅配利用者懇談会 魅力を再確認

JAみなみ信州
宅配商品を試食し選定する利用者ら
宅配商品を試食し選定する利用者ら

JAみなみ信州は21日、飯田市鼎の同JA本所で利用者、JA全農長野職員、同JA職員ら17人が参加し今年度第1回目の「まごころ宅配利用者懇談会」を開いた。同懇談会はまごころ宅配への理解を深めるとともに宅配事業に利用者の意見や要望を反映し事業の運営改善をはかるために毎年行っている。
同懇談会では全農長野の冨山あけみ管理栄養士を講師に、国産・低添加品中心の安全安心こだわった食材を使用したバランスのとれた内容であることなど、JAが行う宅配サービスの魅力を再確認した。また佃煮・珍味4種類としゅうまい3種類を試食し9月、10月に配達するおまかせコースの商品を“自分だったらその時期にどの商品が届いたらうれしいか”を基準に選定した。
意見交換では「調味料など重たいものも気楽に注文できて助かっている」や「買い物に行けないときも自宅に食材が届き、レシピを参考に簡単に食事を用意することができ便利」などの感想が出た一方で、「チラシの写真と実際に届く商品のボリュームに差があるように感じる」や「パックの商品で開封しにくい商品があるので改善してほしい」など率直な意見が多数上げられた。
同JA経済部の福澤正浩部長は「ライフスタイルが多様化し、食料の安全安心が強く求められる中で宅配は重要な事業だと考えている。さらにサービスを充実させるために皆様からいただいた意見を事業に活かしていきたい」とあいさつした。
今後は視察研修や商品研修、定期的な懇談会を予定し、さらなる事業推進に取り組んでいく。

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