花き取引会議 販売目標金額20億円達成に向け、重点取組み事項を再確認

JA信州諏訪
4年ぶりに関係者が一堂に会した花き取引会議
4年ぶりに関係者が一堂に会した花き取引会議

JA信州諏訪花き専門委員会は6月21日、富士見町の富士見高原スキー場で花き取引会議を開いた。花き生産者、市場・長野県諏訪農業農村支援センター・輸送関係者、JA役職員ら158人が出席。2023年度花き販売目標20億円の達成に向けた重点取組み事項などを再確認した。
5つの部会ごと分科会を開き、生産・作柄状況や販売計画、出荷規格などを確認。市場関係者による花き流通動向の説明、産地への要望・課題の意見交換と情報共有を行った。
きく部会では、予冷庫保管時や輸送時の冷却効率を上げて品質維持につなげるため、通気性の良い穴あき段ボールでの輸送試験を実施する。また、盆・彼岸の特需期は出荷予約を行い、出荷見込み数量に応じた注文取りまとめを行う。
懇談会は2019年以来4年ぶりに全部会合同で行った。
清水祐輔委員長は「過去にない厳しい栽培環境下ではあるが、生産者は高品質な花きの安定供給に努めている。高値販売いただけるよう、お力添えをお願いします」と訴えた。
小平淳組合長「花きの需要は回復傾向にある。職員一丸となって生産者の皆様の力となり、販売金額20億円の達成をめざす」と決意を示した。

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