ブロッコリー出荷最盛期 氷詰めで品質を保つ

JA上伊那
品質を保つため氷詰めをする職員
品質を保つため氷詰めをする職員

JA上伊那管内で春作型ブロッコリーの出荷が最盛期を迎えている。管内全地域から集荷する南箕輪村のJA上伊那野菜選荷場では、市場向けの出荷作業を行っている。春作型の最盛期は6月末まで続く予定。JAでは秋作型と合わせて、年間で約3億5000万円の販売高を目指す。
ブロッコリーは同JAの主力品目の一つ。今年は春先の気温が低かったことで生育は遅れ気味だが、集荷される日量の差は少なく安定した出荷となっている。
6月20日には同選荷場の職員7人が作業。輸送中にブロッコリーの品温が上がることで傷みやすくなるのを防ぐため、出荷箱に氷を詰めた。この日は約4000ケース(1ケース15玉)を関東・中京方面などに向けて出荷した。
同選荷場の竹下徳彦場長は「今年は品質、出荷サイズともにとても良い。梅雨時期になり病気の発生が心配されるので品質の確認には特に気を付けて作業していく」と話した。

MENU