水稲講習会開催 高品質維持へ

JAながの
説明を聞く組合員
説明を聞く組合員

JAながの北部営農経済センターは6月21日、飯綱町倉井地区にて水稲あぜ道講習会を開催した。3会場に分かれのべ50人が参加。5月の田植えから約2か月経過した7月より始める中干し作業や、今後の管理や病害虫対策、米穀販売情勢について説明をした。
中干し作業をする事で、無効分げつを抑え新しい根を発生させることで、水分や養分の吸い上げる力を促進させるなどの役割がある。この作業は品質に大きく影響するため、JA職員は、10日間ほどかけ丁寧に作業を進めるよう呼びかけた。また、今年はカメムシの発生がやや多い見込みである事を説明し、防除対策にも注意が必要であることを説明した。
飯綱町の米は食味ランキングで基準米よりも特に良好とされる「特A」の評価を受けており、消費者からも好評。そのためJAでは「生産者1人の努力だけではなく、全員が一丸となって病気の抑制や管理を徹底し、引き続き高品質な米づくりを継続してほしい。」と呼びかけた。

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