令和5年度ズッキーニ出荷会議 病気に気を付けて

JA上伊那
ふき取り方の実演を確認する参加者
ふき取り方の実演を確認する参加者

JA上伊那野菜部会は6月15日、管内5会場で令和5年度ズッキーニ出荷会議を開いた。出荷が本格化する前に毎年開いており、このうち南箕輪村のJA上伊那野菜選荷場で開いた会議には生産者9人が参加。JA担当指導員が作付状況や出荷要領について説明した。
管内の今年の作付状況は2023年4月末現在で46戸の農家が約5ヘクタールで栽培している。また全体の出荷量目標は53800ケース、4300万円の販売高を目指す。
生育状況は4月から5月にかけて低温傾向だったため、生育の遅れが野菜全体で懸念されている。ズッキーニは順調に生育しているが、梅雨時期に入ったことで、降雨による病気の心配もある。
会議では出荷規格について、担当指導員が雨等で付いてしまったゴミや泥などの拭き取り方について実演したほか、生産者は写真を見ながら等級の違いや箱詰め方法を確認した。
担当指導員は『実際に管内でも病気の発生が見られている。防除を徹底していただき、良いものを出荷してほしい』と話した。
管内の出荷最盛期は7月上・中旬となる予定。

MENU