地元の魅力再発見 茅野市尖石ウォーキング

JA信州諏訪
尖石を見学する参加者
尖石を見学する参加者

JA信州諏訪は6月16日、茅野市尖石ウォーキングを行った。組合員・女性部員、JA職員計30人が参加。世界に誇る縄文の文化遺産をめぐり、当時に思いを馳せながらウォーキングを楽しんだ。
JAでは地元の魅力の再発見や健康づくりを目的に、管理部協同活動推進課の職員によるコース選定のもと、ウォーキング活動に力を入れている。これまでは諏訪湖や原村の八ヶ岳実践大学校周辺で行った。茅野市で行うのは初めて。
今回のコースは、国指定特別史跡「尖石石器時代遺跡」で現在の史跡公園や、縄文人が磨製石器をつくる際に砥石として利用した跡がある「尖石」周辺を散策。八ヶ岳を背景に「縄文の道」を通り、縄文時代の村落のようす感じられる「与助尾根遺跡」を巡る約2キロの道のりだ。「堰(せぎ)」(長野県以外の地域でいう農業用用水路)」を開発整備した治水家坂本養川(1736-1809)の銅像も見学した。
さらに、希望者は茅野市尖石縄文考古館を見学し、地元の歴史への理解を深めた。
富士見町の女性(63)は「地元だが、初めて見るところが多く、新鮮だった。気持ちよくウォーキングしたので、気持ちもリフレッシュできた」と話していた。

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