JA上伊那の協同会社である株式会社オートパル上伊那は今年で創立20周年を迎えた。6月9日には伊那市のJA本所で記念式典を開き、社員108人が出席。功績賞表彰や同社が協賛し7月に伊那公演をする「現代版組踊 息吹」による公演が開かれた。
現在は販売や整備を行う自動車事業と、2020年にJAから引き継いだガソリンスタンドや燃料油配送といった燃料事業の2部門がある。同社ではキャッチフレーズ「上伊那っこが誇りに想う地域を創る」のもと、お客様や仲間、地域社会に安全、安心、信頼を提供し「ありがとう」を集める職場を目指している。また、部門間のつながりを深め、組織の一体感を高めるため毎月、社内研修会を開いている。
この日行われた功績賞表彰では自動車事業の4人と、事業功績賞として2事業所を表彰。永年勤続賞の5人へ同社の林治男社長が表彰状を手渡した。
林社長は「今後も『地域よし!お客さま重視!社員重視!』の3つの柱を基軸に、地域のためにできることを自分たちで考えながら取り組んでいく」と意気込んだ。