ハイジの里「周年祭」 2日間で5000人を超える客足

JAあづみ
多くの来場者で賑わう店内
多くの来場者で賑わう店内

JAあづみは17・18日の2日間、安曇野市豊科の大型農産物直売所「安曇野スイス村ハイジの里」でオープン7周年を記念した「周年祭」を開いた。新鮮な安曇野産のタマネギやトマト、ブロッコリーなどを販売した他、柑橘類の詰め放題や初日限定「マグロの解体ショー」、全国の提携直売所によるご当地商品の販売など多彩な催しに、多くの買い物客で賑わった。
周年祭期間中のレジ通過者は5114人(前年対比771人増)、売上高1019万円(同比102万増)とともに増加した。
今年も直売所前に玉ねぎの販売ブースなどを設置し、10キロと20キロ入りのタマネギ袋を販売すると、一時は50人ほどの買い物客の列ができるなど大盛況だった。20キロのタマネギを3袋買った茅野市の清澤真奈美さん(52)は「タマネギは毎日料理に使うので、ネット袋売りは大変助かる。安曇野の玉ねぎの甘みと歯ごたえが大好きで毎年買いに来ている」と話していた。
店内入口付近にあるセンターキッチンでは、約40キロのクロマグロの解体ショーが行われた。鮮魚店の割裁人が専門の包丁で手際よくさばくと来場者から歓声があがり、マグロなどの写真を撮る親子連れの姿もあった。
JAあづみ女性部が旬のタマネギを使って作ったタマネギスープも振る舞った。スープを試食した来場者は「タマネギの旨味が出ていて、甘くておいしい」と喜んでいた。
安曇野スイス村ハイジの里の榑沼正次運営協力会長は「多くの来場者にお越しいただき大変ありがたい。」と感謝していた。
後藤祐輔店長は「長野県は全国一スーパーなどが乱立する激戦区。他の店舗では出せない魅力がハイジの里の人気に繋がっている。多くの生産者が集まり、多くの来場者に愛される店づくりを進めたい」と意気込んだ。

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