りんご摘果講習会開催 今後の管理に注意呼びかけ

JAながの
リンゴの摘果作業について説明する営農技術員
リンゴの摘果作業について説明する営農技術員

JAながのは6月9日、赤沼・津野地区を対象にりんごの摘果講習会を開催した。講習会では、長沼果樹振興会の会員総勢56人が参加。
生育状況や今後の作業方法について、ながの営農センターの営農技術員が説明した。
今年は開花期まで生育が進んでいたが、4月中の凍霜害の影響により着果量が少ない園地が見受けられるなど地域によって差はあるものの、被害は少なくない。これから残していく果実を慎重に見分ける事や樹体管理に気を付けるよう説明した。また、果実が少ない樹であっても病害虫被害にあわないよう、定期的な防除もしっかり行うよう注意を呼び掛けた。
同振興会の会員は「着果量は多くはないが、なんとかこのまま維持したい。今後の管理に気を付けたい」と話した。
JAでは今後も地区ごとに講習会を開きながら、適切な管理と情報共有をして生産量の確保に努める。

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