女性部の料理を小学生に伝授

JAグリーン長野
「お願いします!」小学生に代わって生地を返す女性部員
「お願いします!」小学生に代わって生地を返す女性部員

JAグリーン長野女性部更北総支部は6月12日、長野市真島の長野市立真島小学校のクッキングクラブの講師を務めた。学校の依頼に応じたもの。新型コロナウイルス対策により見合わせとなっていた「調理」が解禁され、4~6学年の希望者児童11人が、女性部の指導で郷土料理などに挑戦する。
この日は、女性部考案のレシピにより、郷土料理「ニラせんべい」に挑戦。女性部員手製のみそを使い、たっぷりのニラを入れた生地を、フライパンで焼いた。児童の中には「ニラせんべい」を作ったことがない子や知らない子もいて、部員が作り方を丁寧に伝えながら、ケガをしないように見守るなど、作業をサポート。児童は、「楽しい」「おいしそうで早く食べたい」「ひっくり返すのが難しい」とそれぞれに感想を寄せた。女性部員は、「とてもうまく作ってくれた」と児童を褒めるとともに、「“お母さんは作ったことはないけどおばあちゃんが作っていた”という声も聞いたので、私たちが伝えられる料理を一緒に作れれば嬉しい」と話した。
女性部では、地元の小学校との交流や食育に向けて、学校の要請のもと、校内・外授業に協力をしている。川中島町総支部では13日、昭和小学校(同市川中島町)の田植えに協力している。

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