東御の滋野小3年生巨峰の房切り体験

JA信州うえだ
房切り作業を行う児童とアドバイスする若林さん
房切り作業を行う児童とアドバイスする若林さん

東御市立滋野小学校3年生39人は6月7日、同市内のブドウ畑で「種なし巨峰」の房切り作業を体験した。
JA信州うえだ東部ぶどう部会と同JA東部地区事業部営農課が協力し取り組む食農教育の体験学習。
同小3年生は同市特産の「巨峰」の栽培を学ぶため、毎年地元の畑を借りて学習している。今年はブドウ農家若林賢司さんの圃場で行った。
例年種あり巨峰の栽培体験をしてきたが、今年は同小学校の希望があり、種なし巨峰で行った。
作業の前に同JA営農指導部の小木曽めぐみ営農技術員が、作業方法を説明。「巨峰」栽培が始まった理由の他、1年間の生育過程など写真パネルを使って紹介した。
房切り作業は2人1組になり、1人が目印の付いた割り箸を房に当て、もう1人が目印に合わせて専用のはさみを使い房の大きさを整えた。児童は高さ約180センチほどのブドウ棚に背伸びをしたり踏み台を使って楽しそうに作業を行った。
児童は「切った房が上から落ちてきた」「作業が楽しくてずっとやっていたい」と話した。
6月下旬に摘粒と袋掛け、9月に収穫作業を行う。

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