JAが窓口となり丸20年 セカンドスクール事前学習会に参加

JA大北
画面越しに生徒に説明するJA職員
画面越しに生徒に説明するJA職員

JA大北は2日、9月下旬に白馬村にセカンドスクールで来村する東京都武蔵野市立第一中学校一年生4クラス120名の事前学習会にオンラインで参加した。当日はJAが講師となり、生徒が各クラスで視聴し、現地へ訪れたくなるように、映像や動画を組み込んだプレゼンテーション形式で実施した。
事前学習会は、武蔵野市と白馬村を比較しながら、地域概要を説明したほか、現地での農作業体験や少人数で分宿する農家民宿などについて生徒にわかりやすく、問いを多用し、思考を深掘しながら丁寧に説明した。説明後、生徒からは「白馬村での郷土料理は何ですか」「自分たちが宿泊する民宿の人はどんな人ですか」などと質問があった。
同校の白馬村でのセカンドスクールの実施は、JA観光課が窓口となり、今年で丸20年目。武蔵野市で実施しているセカンドスクールは、市立小学校5年生と市立中学校1年生を対象として実施しており、自然豊かな農山漁村に長期宿泊を行う教育活動。普段の学校生活(ファーストスクール)では体験できないような学習活動を授業の一部として行っている。同JA観光課の田中詠都さんは「未来の創り手となる子どもたちに、セカンドスクールを通じて、自分の中に眠る未知の可能性を信じて、何事にも挑戦して欲しい」と話していた。

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