JAグリーン長野青壮年部松代支部は5月31日、長野市松代町の長野市立豊栄小学校5年生の田植え作業を支援した。同校の要請に基づくもので、同部として、農作業を共に体験することで「食と農の大切さを伝える」ことが目的。支部員4人に加え、今年からJA松代支所も青壮年部と連携した「一支所一協同活動」として、若手職員が田植えに参加。児童・部員・職員が力を合わせて5アールの田に、モリモリモチ苗と風さやか苗を半分ずつ手で植えすすめた。
児童と部員・支所職員は1列に並び、2本のロープに沿って定植。苗を植える深さや土を平らにならしてから植えることなど、青壮年部員からアドバイスをもらい、また、職員や部員と会話もしながら、手植えを楽しんだ。児童からは「すごい大変。機械ってすごいと思った」「おいしいお米ができればうれしい」との声が寄せられた。松木洋史松代支部長は「植物も生き物なので、自分の子どものように大切にして、成長過程を見ながら、農業の大切さを感じてもらえればうれしい」と話した。
青壮年部松代支部と松代支所では、長野市立東条小学校の田植えも支援する予定。当面の管理は、JAのアドバイスのもとで小学生や教員が行い、稲刈り・脱穀には部員・職員も参加する予定だ。