小梅選果本格化 過熟に注意して

JA上伊那
小梅を選果する兼子場長(左)
小梅を選果する兼子場長(左)

JA上伊那管内で栽培されている小梅の選果が始まっている。5月22日、飯島町の同JA飯島果実集果場では朝からJA職員ら6人が作業。傷や過熟がないかを確認しながら規格ごと箱詰めし、市場や業者へ出荷した。
管内で栽培されている小梅は「竜峡小梅」が中心。主に中川村や飯島町で栽培されている。今年は3月が例年に比べ暖かかったことから、集荷も1週間早まっている。また前年は5Lが多かったが、今年は4Lが多い傾向だ。
当日は生産者から持ち込まれた小梅約500kgを選果した。小梅は4~6Lまでを青果として市場へ出荷する。3L以下のものは、漬物用などの加工品として業者へ出荷する。
同JAの兼子敦場長は「小梅はカリカリとした歯ごたえが特徴。最近は暑い日が続いているため、過熟に注意しながら収穫してほしい」と話した。
今年は上伊那全体で53戸が小梅を栽培。30tの集荷を目指す。選果は6月5日まで行う予定だ。

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