立毛品評会 甲乙つけがたく品質良し

JA上伊那
圃場でスターチスを見ながら審査する審査員
圃場でスターチスを見ながら審査する審査員

JA上伊那は5月23日、第35回JA上伊那花き立毛品評会審査会を開いた。同JA職員やJA全農長野の職員など16人が出席。立毛品評会は栽培技術の平準化や品質向上などを目的に毎年開催している。今回の品目はスターチス。出品のあった伊那市内5つの圃場を審査した。
スターチスはアルストロメリア、トルコギキョウに次いで上伊那で3番目に出荷本数の多い品目。仏花やドライフラワーなどに使われる。今年は3月が暖かかったため、生育は7日ほど前進したものの、品質も良く順調な生育となっている。昨年の出荷本数は約58万本。今年は前年を超える出荷本数を目指している。
審査は審査員が各圃場を巡回。草姿や管理、病害虫の状況を目で見て確認し100点満点で採点した。表彰は来年3月に行う予定。
同JA営農経済部園芸課の五味雅巳花き係長は「どの圃場もしっかり管理されており、花にもボリュームがあって甲乙つけがたかった。品質の良い物が出荷できると思う」と評価した。
立毛品評会は今年度スターチスが初。今後はアルストロメリアやトルコギキョウなど5品目で行う。

MENU