JA上伊那は食農教育の一環として毎年、管内の小学5年生を中心に「お米学習教室」を行っている。同JA青壮年部や地元農家、保護者らの協力のもと米作りの苦労や楽しさを学ぶ。今年は17校が参加し、田植えから収穫まで一連の作業を体験する。
5月22日、伊那市立西箕輪小学校の児童72人は約5アールの水田で昔ながらの手植えを体験。毎年、同校に米作りを教えている地元農家の唐澤佐源治さんやJA青壮年部西箕輪支部員、保護者とともに水田の両側に並び「コシヒカリ」や「もちひかり」の苗を印に沿って植えた。児童らは泥だらけになりながらも、協力し合いながら田植えを行った。
田植え終了後、児童は「楽しかった」と笑顔を見せた。