JA洗馬が地元小学校と特産レタス苗の定植を行う

JA洗馬
レタス苗を定植する児童と佐原さん
レタス苗を定植する児童と佐原さん

JA洗馬は5月22日にJA洗馬本所に隣接する体験圃場で、地元の塩尻市立洗馬小学校の児童とレタス栽培の体験学習の一環としてJA指導のもとレタスの定植を行った。地域の特産レタスの栽培体験を通じて、食と地元の基幹産業の農業を知ってもらうことが狙いで、児童の親世代から続いている伝統の企画だ。
この日は洗馬小学校5年生の児童約30名が1アール程の体験圃場に約200株のレタス苗の定植を行った。最初に営農指導員の佐原果緒里さんがレタス苗の定植の仕方を説明した。児童が作業に取り掛かると、1株ずつ丁寧に苗を育苗ポットから取り出し、マルチに開けた穴に植え付けた。定植した苗は5年生が4月中旬に種まき作業を行い、水やりや温度管理に気を付けながら育ててきた苗だが、朝晩冷え込む日もあり発芽、育成状況があまり良くなく予定より少なくなってしまった。そのため追加で種まきを行い、育った苗を定植していくこととなった。
佐原さんは「気温や湿度と水やりのバンランスが難しかったと思います。農業は自然を相手にするので毎年同じようにはならないのが難しい。」と話した。
今回定植したレタスは7月上旬から順次収穫を予定している。

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