花き栽培セミナー初開催

JAながの
ユーカリ栽培について説明する宮坂技術員
ユーカリ栽培について説明する宮坂技術員

5月16日JAながのは「花き栽培セミナー」を初開催した。
管内の花き栽培の圃場に出向き栽培方法を学び、初心者でも始められて収入を得られるようになる事を目的としている。また、参加者にはユーカリの苗をプレゼントし、各自で栽培し出荷までを目指してもらう事も狙いの一つだ。
管内全地区を対象にしたのは初めてで、予想を超える83人の応募があり開催を計画した職員は安堵の笑みを浮べた。
開講式でJAの営農指導課小林弘幸課長は「今回のセミナーを通して、花き栽培が有意義で楽しいものになるようにして欲しい」とあいさつ。初回はユーカリ栽培について同課の宮坂忠晃技術員が講義した。ユーカリというと“コアラのエサ”といったイメージが強いが、フラワーアレンジメントやドライフラワーの装飾としても人気が高い事や、JAの花きは栽培品目が多く花木など宿根草の販売額が1位で、市場などから需要が大きく、評価が高い事を説明。人気の品目であるからこそ生産者の所得に繋がりやすい点や、初心者でも栽培しやすいことを伝えた。
セミナー参加者からは「今回のセミナーを知ってとても楽しみしていた。講義だけでなく実際に生産されている方の圃場を見られることも魅力。」と話し生産、販売に向けても前向きに取り組みたいと笑顔で話した。
講義は全6回で見学する圃場や品目もその都度変わり、自分に合った栽培品目を見つけられるよう配慮。JAではセミナーを通じて花き栽培に1歩踏み出すきっかけにして欲しいとしている。

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