JA上伊那野菜部会は5月10日から12日にかけて管内5会場で2023年度ズッキーニ栽培講習会を開いた。全体で生産者28人が参加。栽培が本格化する前に、担当指導員が2022年度の販売実績や2023年度の生産状況、栽培管理、防除について説明した。
2022年度の出荷数量は約54000ケース(2kg箱)。大きな災害がなかったことから、順調に生育し2021年度を上回った。
10日に駒ヶ根市の同JA南部営農センターで開いた講習会には生産者やJA職員9人が参加。育苗から摘果・摘葉まで注意点を説明したほか、特に注意したい病害虫についても説明した。
担当指導員は「ズッキーニはここ数年でいろいろな料理に使われるようになり、需要と供給が整ってきている。1ケースでも多く出荷してほしい」と話した。
2023年度は上伊那全体で約7ha、約7万ケースの出荷を予定している。