JA佐久浅間女性会は5月8日から12日にかけて14支部の会員1347人を対象に野菜苗「ミニトマト（ミニキャロル・イエローミミ）」と「バジル」の苗5388本を無償で配付した。家庭菜園で手軽に野菜づくりを楽しみ、自給運動を実践してもらおうと女性会が取り組む「野菜をつくろう！自給率向上をめざして農業・食育」の一環。苗は、各支部の班長を通じて全会員に届ける。
さくまち支部・八千穂支部では12日、佐久穂町の旧JA八千穂店で野菜苗の配布と家庭菜園教室を行い会員42人がトマトや夏野菜の整技の方法、マルチの使い方、農薬散布について学んだ。指導をした営農経済部の担当者は「春先の気温は平年に比べ高かったが4月の低温で農産物の被害や生育の遅延が心配。5月中は気象情報に注意して作付けをしてほしい」と説明した。
参加者は「毎年何が配付になるのか楽しみにしている。バジルとトマトは近くに植えて生育を助け、料理もピザのトッピングで食べるとても相性が良い。今から楽しみだ」と話した。