水稲種もみ播種作業 直播の受託で農作業の省力化

JA信州諏訪
種もみが均一に播種できているか複数人で確認しながらすすめた作業
種もみが均一に播種できているか複数人で確認しながらすすめた作業

JA信州諏訪富士見町農作業受託部会は5月15日~17日、水稲種もみの播種作業を行った。部会員とJA職員が協力して作業。播種機2台を操縦し、富士見町内の水田に「あきたこまち」と「きらりん」の種もみをまいた。
水稲直播は、発芽率の向上や苗立ち歩合を安定させる粉粒剤でコーティング処理をした種もみを水田に直接播いて栽培する方法だ。育苗管理の手間がかからないため、農作業の省力化につながる。
同部会は今年、町内の水稲生産者14人から水田38枚(約7.3ヘクタール分)を受託した。
部会員は、交代で播種機を操縦。種もみが均一に播種できているか複数人で確認しながら、作業を進めた。
JA富士見町営農センターの増澤優斗さんは「部会員と作業の段取りを確認しながら、播種できていない箇所がないよう慎重に作業を進めることができた」と話した。

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