出荷規格を確認 北大井野菜部会春期目揃え会

JA佐久浅間
出荷規格を確認する生産者(5月12日、小諸市で)
出荷規格を確認する生産者(5月12日、小諸市で)

春野菜の出荷最盛期を前にJA佐久浅間北大井野菜部会は5月12日、小諸市の北大井第一予冷庫で春期目揃え会を開き、生産者や市場、JA関係者ら約80人が参加した。同部会では今年度、主要品目のレタスやブロッコリーなど合わせて販売目標20億円達成を目指す。
JA担当者がレタスやサニーレタス、チンゲン菜などの品目ごとに目揃えのポイントを説明。形状や等級ごとの箱詰め方法などを確認した。担当者は「販売では見栄えが重要。段ボール箱も商品の一つなので丁寧な取り扱いをしてほしい」と呼び掛けた。
市場担当者は「北大井地区のレタスは品質が良いので高評価を得ている。品質の良い物は売れるので安定出荷に取り組んでほしい」と激励した。
JA佐久浅間野菜専門委員会の委員長も務める竹内一政部会長は「北大井という産地にプライドを持ち、信頼される産地として高品質な野菜を栽培していこう」とあいさつした。
小諸市の北大井地区は浅間山の南に位置し、標高700メートルから1000メートルの高冷地の冷涼な気候を生かしてレタスやハクサイ、ブロッコリーなどの良質な高原野菜を栽培している。

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