お互いが学び成長する仲間づくりを 第14期女性大学スタート

JAみなみ信州
オリエンテーションで交流する受講生ら
オリエンテーションで交流する受講生ら

JAみなみ信州は12日、飯田市鼎の同JA本所で第14期女性大学の開講式を行った。今年度は21人が入学し、開講式には受講生17人と同JA女性部役員、同JA役職員4人が参加した。同大学は農と食を中心とした学習を通じた生活の充実と地域で活躍する仲間づくりを目的に開講しており、現在女性大学の卒業生でできたフレッシュミズ3グループが地域で活躍している。
代表であいさつした土屋千惠さんは「育児や家事に追われる日々の中、母や妻ではない自分の時間を楽しみたいとの思いで参加した。生活に役立ちそうな講座がたくさんあり楽しみ。仲間と楽しみながら知識や学びを深め今の自分より少しでもレベルアップできるように頑張りたい」と述べた。
今年度のカリキュラムには、暮らしに役立つ災害時パッククッキング講座などのほか、JAをより身近に感じてほしいとJA職員が講師を務めるマネーセミナー、女性部やフレッシュミズグループとの交流も盛り込んだ。様々なカリキュラムを通して仲間づくりも行っていく。8月には親子で参加できるJA施設見学や、2月には受講生以外も参加できるオープンキャンパスも予定している。
学長で同JAの寺沢寿男組合長は「この大学では皆さんが主役です。新しいことに挑戦する気持ちを大切に、お互いが学び成長する素晴らしい仲間づくりの場となることを期待しています」と式辞を述べた。
開講式のあとオリエンテーションを行い、今後の日程ほか確認や自己紹介をして交流を深めた。リピーターのほか新規の受講生9人が加わり1年間の講座がスタートした。

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