事故の怖さ実感

JA佐久浅間
自転車同士の正面衝突を再現するスタントマン
自転車同士の正面衝突を再現するスタントマン

JA佐久浅間とJA共済連長野は長野県警察本部と連携し5月11日、軽井沢町の軽井沢高等学校で自転車交通安全教室を開き、全校生徒約230人が参加した。交通事故の恐ろしさを実感し、交通ルールを守る大切さや自転車利用時の注意点、ヘルメット着用が努力義務となり着用を促すことが目的。
同教室では、実際に起きた自転車が絡む事故の場面をプロのスタントマンが再現した。目の前で起こる事故の衝撃に生徒らは、身近に潜む交通事故の悲惨さを改めて実感した。
川上哲治教頭は「生徒の20%が自転車で通学している。運転は慣れているから大丈夫、自分だけは事故を起こさないと思っていても一瞬の緩みで大きな事故になる。安全運転を再確認してほしい」と話した。参加した生徒は「自転車で通学しているが、県外車輛が多くヒヤッとする事がある。ヘルメットを着用しない事や2列で走っていたことがあったが、いけないことだと良く分かった」と意識が高まった。
同教室は、交通事故未然防止活動に取り組むJA共済が、自転車の利用頻度が高い高校生に交通事故の危険性を理解してもらおうと、県内の高校で年4回開いている。

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