JAみなみ信州主催の第21回飯伊中学野球大会が13日、14日の2日間行われ、14校11チームが参加した。飯田市今宮町の飯田市営今宮野球場、高森町の高森町民グランド、喬木村の喬木総合運動場で行い、各チームの保護者も応援にかけつけ熱戦が繰り広げられた。(後援=飯田市教育委員会、高森町教育委員会、喬木村教育委員会、長野県軟式野球連盟飯田支部)
同大会は野球を通じ野球を愛する仲間との助け合いの心を育み、子どもたちの健全な育成と相互の交流を深め、JAの輪を広げるねらいで同JAが毎年開催している。同JA職員と同JA野球部がスタッフとして大会を運営し、1日目に3会場で予選トーナメントを行い、2日目は喬木村運動場で決勝トーナメントを行った。
決勝戦は、緑ヶ丘中野球部と阿智中クラブの戦い。初回~2回まで両チームチャンスの場面があったものの無得点で迎えた3回裏、阿智中の攻撃で先頭バッターが出塁、その後もヒットが続きこの回6点を得点した。4回表、緑ヶ丘中の攻撃では打線がつながりランナー2.3塁のチャンスに1点を返した。4回裏には先頭バッターから打線がつながり阿智中がさらに1点を追加。5回裏、緑ヶ丘中はピッチャーを交代したものの、先頭バッターが出塁、阿智中が1点を追加し5回コールドゲームとなり、阿智中クラブが8-1で見事優勝となった。
最優秀賞選手には原宙希選手(阿智中クラブ)が、敢闘賞選手には伊藤朝陽選手(緑ヶ丘中野球部)が選出された。
優勝した阿智中クラブは中部日本地区選抜中学野球大会南信大会へ出場する予定。