子どもたちにアスパラガス提供 地元の「食」や「農」大切に

JAあづみ
アスパラガスを手渡すJA職員(左)と代表して受け取る児童
アスパラガスを手渡すJA職員(左)と代表して受け取る児童

JAあづみ営農経済事業部販売開発課は10日、安曇野市と連携した取り組み「お弁当の日」に向け、同市の豊科北小学校6年生91人に市内の生産者が育てた旬のアスパラガスを提供した。お弁当の日は11日。
同市では2021年度から市内の小中学校17校で「お弁当の日」を行っている。提供された食材を使って子どもたちが自らお弁当をつくるもので、地元の農産物への関心を高めるとともに、農業や地産地消の大切さに気付くきっかけを作りたいと企画。23年度はうち11校が「地産地消」をテーマに「お弁当の日」に取り組む予定。
同日、同校で贈呈式が開かれ、JA職員が各クラスの代表児童3人に旬のアスパラガス約290本を手渡した。一人2~3本ずつ配られる予定で同課の塩原卓磨さんは「栄養価が高く、元気になる野菜。茹でても炒めても美味しい。たくさん食べて好きになって欲しい」と呼び掛けた。
代表して農産物を受け取った児童は「このアスパラはお弁当に入れて美味しく食べたい」と笑顔を見せた。
合内誠宣教頭は「子どもたちにとって農産物が身近に感じられるきっかけになる。JAや市の協力がなくてはできない。大変ありがたい」と感謝していた。

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