5月は母の月 生産者が丹精込めた花を贈って楽しんで

JAみなみ信州
「ぜひ直売所の花を添えて日頃の感謝を伝えてほしい」と話す中島店長(長野県飯田市で)
「ぜひ直売所の花を添えて日頃の感謝を伝えてほしい」と話す中島店長(長野県飯田市で)

飯田市育良町のJAみなみ信州農産物直売所りんごの里では5月を「母の月」として1か月間、プレゼント用にラッピングした鉢植えなどが並ぶ特設コーナーを設けている。カーネーションを中心に赤やピンク、青など鮮やかな花々がコーナーを彩っている。鉢植えを出荷する生産者の長沼春樹さん(49・飯田市松尾)は「お母さんたちに喜んでもらいたいと心を込めて栽培している。肥料を多めにいれて長持ちするように工夫しているのでぜひ多くの方に見て楽しんでもらいたい」と話した。
「母の日」の取り組みは9年ほど前、地元生産者からの提案で特設コーナーでのイベントを始めた。「選ぶ楽しさを」との生産者の思いから花の種類を豊富に用意し、可愛らしいラッピングにもこだわっている。「母の月」の取り組みは3年前から始め、期間を長く設けることで母の日定番のカーネーションに加え、5月中・下旬に旬を迎える花も贈ることができるとして、今年も生産者の協力を得て1か月間イベントを盛り上げる。
同直売所の中島大輔所長は「生産者さんと一緒に売り場づくりにもこだわるイベント。母の日や母の月に生産者が心を込めて生産する直売所の花で感謝を伝えてもらえたらうれしい 」と話した。

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