農業へ理解を

JA佐久浅間
井出校長へ教材を寄贈する小林常務
井出校長へ教材を寄贈する小林常務

JA佐久浅間は小学校5年生向け食農教育補助教材「農業とわたしたちのくらし」を管内の小学校29校に計1970部を寄贈した。
JAと信連、農林中央金庫で構成するJAバンクは、平成20年度から全国の子どもたちに向けて食農教育等の取り組みを実践するJAバンク食農教育応援団事業の一環として、子ども達に食・環境と農業への理解を深めることを目的に毎年贈呈している。補助教材は単元ごとの「ふかめる」や自由研究の部分に食品ロスや持続可能な農業に関する話題を追加。後半にはSDGsのテーマを農業の発展や新しい取り組みなどと紐づけて考えられるよう一部改定をした。
同JAは4月26日、小林清常務が、4つの小学校が統合して4月1日から開校した佐久市立臼田小学校を訪れ井出誠一校長に教師用指導書とともに、教材110部とDVDを手渡した。
井出校長は「作物を育てることや産地について理科や社会科の単元から学習をすることができる。大切に使わせてもらう」と感謝を述べた。
小林常務は「将来を担う子どもたちに食農本を通じて農業について学び関心をもってほしい」と話した。

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