ライラック12万本出荷見込み アレンジメントにも好評

JAながの
出荷前のライラックの状態を確認する岩月営農相談員
出荷前のライラックの状態を確認する岩月営農相談員

4月18日、JAながの須坂共選所(須坂市)でライラックの出荷目揃会を開いた。営農技術員は出荷規格や箱詰めの注意点について説明。生産者からは疑問点について質問され、改善点などを共有した。
今年は例年に比べ気温が高く、生育が早いため昨年より10日早い出荷開始となり、栽培管理や生産量の確保を呼びかけてきた事で約12万本の出荷を見込んでいる。
また、市場や消費者からの評価について営農技術員より報告があり、県内では生産地が須高地区のみであるから市場より需要が多い点や、京都の飲食店では店内にライラックのアレンジメントを飾り、好評を得ている事を伝えた。実際の装飾風景を写真で見た生産者からは喜びの声が上がった。
担当の岩月隆志営農相談員は「例年より開花が早い事で、ライラックを楽しめる時期も5月上旬頃まで。期間が限られてくるがぜひ大勢の方に手に取ってもらいたい」と話した。

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