JA大北南部包括支援センターは4月24日、「まめったくらぶコンサート」を大町市の同センターで開いた。当日は地域の高齢者を中心に約50名が参加。「まめったくらぶ」は、「大町市在住の高齢者および介護者、地域住民の健康増進を図ること」を目的としている。新型コロナウィルスの影響で行事や活動ができず、今回が初開催となった。コンサートの前には、特殊詐欺の防犯講話が行われ、大町警察署の署員が電話でお金詐欺（特殊詐欺）について、迷惑防止機能付き電話機の実演等で参加者に注意を呼び掛けた。コンサートは、30年以上にわたりチャリティーバンドとして活動を続けている「白馬おじさんバンド」の皆さんを迎え、「君といつまでも」「バラが咲いた」など懐かしい曲と楽しい時間を過ごした。参加者らは「歌で元気をもらった」「友人と久しぶりに会えて嬉しかった」などと話した。同センターの横澤いずみ生活支援コーディネーターは「地域の皆さんが集う場所をつくり、地域や人とのつながりを持つことが健康で元気でいられる秘訣」と意気込む。