女性農業者の交流会初開催 にらせんべい作りで親交深める

JAながの
作ったにらせんべいを食べながら交流をする参加者たち(仁礼コミュニティーセンターにて)
作ったにらせんべいを食べながら交流をする参加者たち(仁礼コミュニティーセンターにて)

4月11日、須坂市の仁礼コミュニティーセンターにて女性の農業研修生、新規就農者と農業女性の交流会が初めて開催された。須坂市農業委員会が主催し、同市農林課やJAながのと女性部も参加。女性の研修生、新規就農者5人が参加して郷土食である「にらせんべい」を作って食べながら交流を深めた。
参加者の中には移住したばかりで初めてにらせんべいを作る人がいて、JA女性部員が作り方のアレンジを教える場面もあった。
交流会は同農業委員会農業後継者対策部会の原千賀子部会長が企画。自身の経験から同年代の農業者との交流や、県外からの移住による新規就農者が仲間をつくる事で切磋琢磨でき、住みやすい環境になればとの思いがきっかけ。「一人では今日まで農業を続けて来られなかった。仲間や地域の支えがあってこそ」と話した。
参加した就農者の持田幸子さんは「女性だけの交流会はなかなか無いので参加出来て嬉しい。生産者のつながりだけでなく、行政やJAの職員や技術員とも繋がりを継続していけたら」と話した。
交流会が継続的な活動になるよう、参加者を広げていきながら農業者の立場に立ち地域との交流の場づくりを行政やJAと連携していく考えだ。

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