ズッキーニ栽培講習会 気象条件に負けない安定生産に取り組む

JAながの
ズッキーニの栽培管理について講習を受ける生産者
ズッキーニの栽培管理について講習を受ける生産者

4月7日、JAながのみゆき営農センター(長野県飯山市)で生産者を対象としたズッキーニ栽培講習会が開かれ、21人が参加した。
みゆき地区では春作・夏作・秋作と年3回の作型をとっていて、播種や定植が始まる前に1年を通じた圃場の準備や栽培管理、病害虫対策などについて説明をした。
生産者からは育苗の仕方や病気予防の農薬などについて質問が出され、発芽までの温度管理の徹底や防除暦の確認をするよう営農技術員は呼びかけをした。
山岸理沙営農技術員は「今年は気温が高く、圃場の土が乾いているため水がとても大切になってくる。また、肥料価格が高騰しているが、肥料成分がしっかり吸収されるように心掛けて欲しい」と話した。
JAでは2022年度、出荷数量は前年をやや下回ったものの、販売単価は前年対比10%増と好調。今年度は気象条件に負けない安定生産や病害虫対策を行い安心で安全なズッキーニ栽培に取り組む。5月下旬から出荷が始まる予定で、約68万ケース(1ケース2キロ)を計画している。

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