苗代削減し「ユーカリ」拡大へ 7,000本を準備

JAグリーン長野
ユーカリ苗の鉢上げを行う営農技術員
ユーカリ苗の鉢上げを行う営農技術員

JAグリーン長野は4月6日・7日、長野市篠ノ井の育苗センターで「ユーカリ」の鉢上げ作業を行った。苗代の削減をめざしたもので、今年は希望のあった花き部会員に対し、7,000本を供給予定、ユーカリ産地の拡大につなげる。センターでは職員が予め土を入れたポットにセル苗を1本1本移植。黙々と作業を進めた。
ユーカリは、花き部会が振興。他の花き品目に比べて手がかからず、有害鳥獣被害も受けにくいため、中山間地域での栽培にも向く。フラワーアレンジメント用等の需要も高く、安定的な販売ができ、新規栽培者・複合的な栽培者も増え、部会の主力品目へと成長した。
苗は1カ月間、センターで育苗し、5月に生産者へ配布予定。4月18日には台刈の講習会も行い、栽培技術共有・向上に努める。

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