JA上伊那きのこ部会販売促進会議 6市場と意見交換

JA上伊那
市場担当者と意見を交わす部会員
市場担当者と意見を交わす部会員

JA上伊那きのこ部会とJAは4月3日、JA上伊那きのこ部会販売促進会議をJA本所で開いた。部会員やJAの役職員、市場の担当者合わせて31人が出席。今後の販売方針を報告した。また今後の生産・販売について、3年ぶりに市場と対面で意見を交わした。
2022年度はJA上伊那きのこ選荷場での保管在庫の減少による予冷庫のコスト削減や、イベント時にきのこ汁を配布するなど販売促進活動に取り組んだ。
意見交換会では今後の販売方針や物流・市場の動向などを質問。上伊那が安定生産で販売を強化するため22年度から集出荷システムを利用して取り組んでいる出荷量事前報告についても意見を交わした。
同部会の榑沢春幸部会長は「生産コストが大幅に上昇し、生産者の厳しい現状を市場の方にも理解してもらいたい。近年中止になっていた市場や仲卸業者、消費者との交流も再開していけたら」と話した。
同部会は安定生産・販売対策・安全安心を主軸に、選ばれ求められる産地の構築が目標。23年度は需要に合わせた品質重視の栽培や、生産者と消費者の結びつき強化などに取り組む。

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