令和4年度JA上伊那野菜部会定期総会/目標販売高を目指して意思統一

JA上伊那

JA上伊那と同JA野菜部会は3月22日、伊那市狐島のJA本所で令和4年度JA上伊那野菜部会定期総会を開いた。JA役職員や部会員70人が出席。表彰のほか、提出された3つの議案が承認された。
表彰は同JAの野菜事業や地域に貢献した部会員3戸に功績賞を、同部会の発展に貢献した部会員41戸に功労賞を授与した。また、品目別ではアスパラガスとジュース用トマトでそれぞれ表彰した。
令和4年度は野菜全体で出荷量が前年対比114.2%、販売高が前年対比112.5%となった。同JAの野菜で販売高が最も大きい白ネギは、定植時の低温により生育に遅れが見られたが、その後は順調に推移。7月末から予定通り出荷がスタートした。スタート当初は少雨による水分不足で2Lサイズが少なく、その後の高温、干ばつにより生育の遅延や病害虫の影響が目立ったものの、9月以降は適度な降水もあり、生育は順調で太りも出て出荷量は107.5%と前年を上回った。また販売高も過去最高の6億円を突破した。
令和5年度は「野菜総合供給産地としての安定供給と農家所得向上のための野菜生産」を基本方針に、アスパラガスや白ネギ、ブロッコリーなどの重点品目の作付面積拡大や部会の強化など全13項目を掲げた。
同部会の大槻金吾部会長は「部会員で一丸となって目標とする販売高を目指していこう」と呼びかけた。

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