女性部ニュース JA長野八ヶ岳 川上支所女性部グループ活動

JA長野八ヶ岳
煮詰め作業を行なう女性部員
煮詰め作業を行なう女性部員

JA長野八ヶ岳女性部には、活動グループが複数ある。今回は農産加工グループの醤油づくりについて紹介する。3月23日(木)にJA長野八ヶ岳川上支所で、醤油しぼり作業を行なった。醤油づくりは毎年、農産加工グループが行なっていて、20年以上続く活動だ。今回も、醤油づくりを指導していただく小海町の工藤味噌醤油糀店の工藤さんと共に作業を行なった。農産加工グループの行う醤油づくりには、昔ながらの製法や道具を利用するので、工藤さんの協力無しでは成り立たない。
7月10日前後から醤油の仕込みが始まる。10月上旬まで撹拌作業が続く。10月中旬ごろから3月までは寝かし期間だそうだ。初めの2週間ほどは毎日撹拌の作業を、グループメンバーによる当番制で行う。
川上の7月は農繁期真っただ中だ。大変な時期にもかかわらず、毎年つづけられる理由は、水・塩・小麦・大豆と麹菌の力だけで作られる醤油づくりがとても大切なことであり、その魅力を伝えていきたい思う川上女性部の気持ちにある。
今回の醤油しぼりは最後の工程になる。午前9時から午後5時までの一日の作業だ。約6か月寝かせておいたもろみに火入れをし、漉すことでしぼりたてのしょうゆができる。絞った後のもろみの利用方法について聞いたところ、魚や鶏肉の漬けこみに利用する方もいた。醤油の風味が移りおいしく仕上がったので、他の利用方法についても考えていきたいと話していた。
毎年の活動になっている醤油づくりを、ぜひ足を運んで体験してほしい。

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