令和4年度JA上伊那花卉部会第27回定期総会/立毛品評会など表彰

JA上伊那
表彰状を受け取る中原さん
表彰状を受け取る中原さん

JA上伊那花卉部会とJA上伊那は3月27日、JA本所で令和4年度JA上伊那花卉部会第27回定期総会を開いた。部会員やJA役職員ら90人が出席。各種表彰式と4年度の事業報告、5年度の事業計画を報告した。また、総会の後には基調講演が行われた。
表彰式では「第34回JA上伊那花卉立毛品評会」と「第26回花卉部会生産者表彰」の受賞者を表彰。立毛品評会では最高位の長野県知事賞を受賞した中原睦男さんをはじめ、16人に表彰状が手渡された。生産者表彰は部会の発展と産地づくりに寄与したとして栗山明さんが受賞した。
4年度は前年対比で出荷本数101.9%、販売高112.4%。円安の影響で輸入品が減少したことで価格が高値安定で推移した。また3年ぶりに実施することができた年3回のフラワーショーや、販促資材としてパンフレットやポスター・ミニのぼりを作成するなど上伊那の花をPRした。
5年度は需要者とのつながりを深め、ブランド化をさらに進めていくとした。また、出荷量日本一を誇るアルストロメリアを中心に、草花・花木類の拡充を図り出荷スタイルを充実させていく。
基調講演では株式会社大田花き花の生活研究所の桐生進所長が「花き業界の現状と今後の展望」と題して講演。切り花のトレンドやシェア拡大に向けた今後の取り組み方など市場の販売データをもとに説明した。
同部会の酒井弘道部会長は「前向きに取り組んできたことが結果につながった。市場とのつながりを大切にしながら、責任産地としてみんなで一丸となり今後も取り組んでいきたい」と意気込んだ。

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