地元農家による花まつり 前倒しで開催

JAグリーン長野
生産者が花の状況を来場客に説明
生産者が花の状況を来場客に説明

JAグリーン長野管内長野市松代町東条地区で「信州松代東条あんずまつり」が3月27日から始まった。当初予定は4月1日だったが、生育が早まっていることから市の広報誌等は3月28日と掲載。さらに早まり、23日に一気に開花したことによって、一日前倒した。地元生産者による「信州松代東条あんずまつり実行委員会」が開き、地元JAも協賛している。
アンズ生産者の阿部惣一実行委員長によると、28日時点で園によってはほぼ満開。地区内35ヘクタールに約5,000本が薄ピンクからピンクに染まっている。まつりの会場、同町東条岩沢遊園地では、生産者が地元農産物や農産物加工品、おやきなどを販売。27日にはやや少なめだが、120~130人程度が訪れ、28日は朝から多数の客が訪れて花を愛でている。市内から来た客は「早まっていると聞いて急いできた。可愛らしい花に癒される」と話し、写真を撮ったり、実行委員の生産者に今年の様子を聞いたりしていた。阿部実行委員長は、「遅霜は心配だが、たくさんの花が咲いているので、たくさんの方に楽しんでいただき、我々生産者は花と同じように豊作になるようにみんなで頑張っていきたい」と意気込んだ。
まつりは4月6日までの予定、1日・2日には会場でステージイベントも行い、来場客をもてなすという。

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